民事信託における受託者とは

ここでは民事信託における受託者についてご説明します。

受託者とは委託者（財産を委託する者）から信託財産を委託された者の事です。

委託者から信託財産を受託した受託者は、信託財産を管理及び処分をします。

民事信託による受託者は民事信託、いわゆる家族信託といいますように、基本的には身近な家族が受託者になります。民事信託は商事信託とは異なり、不特定多数の人に対する営利を目的としない信託となります。

また、受託者には、次のような義務があります。下記にて確認しましょう。

受託者の義務

• 善管注意義務
• 忠実義務
• 分別管理義務
• 公平義務
• 帳簿の作成等、報告及び保存の義務
• 損失てん補責任　　など

受託者になる人は、家族の中でも信頼のできる人になってもらう必要があります。財産を委託して管理してもらう人です。受託者は慎重に選ばなければなりません。また、受託者になれない人もいます。

受託者になる人について、詳しくはこちらをご確認ください。＞＞受託者になる人とは？

民事信託における受託者とは　関連項目

民事信託について、こちらもご覧ください

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